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ピントのズレ

デザインというのはシンプルなものほど、奥が深いように感じます。
神社・仏閣の凝った装飾も趣きがありますが、個人的にはシンプルなものほど好きです。

こちらはいつもお世話になっているお客様の自宅の天井写真。
建築家 石山修武氏によるもの。
111213 002_R111213 003_R
111213 004_R111213 005_R

通常の天井下地を木材で組み、そこに合板を羽のように無数に取付てあります。
合板のピッチは300mm程度。
その間は天井下地と2階の床下地が丸見え状態です。

しかし、100mm幅の杉板を真ん中に取付、さらにその杉板と合板の間に糸を張っています。
こうすることで、目線が隙間の奥ではなく手前の杉板や糸にいきやすくなります。
この辺りの工夫がさすがだなぁ、と思います。

見せたくないもの・部分をただ単純に塞ぐのではなく、ピントをズラすことで曖昧にする。
人の目は近くにあるものにピントを合わせようとします。
例えば、パソコンの画面を見ているときにモニターより近い位置にヒモなどをぶら下げると
よほど意識を集中させないとヒモに目がいってしまいます。

使用している材料は、合板・杉板・麻紐。
どれも安価なものばかり。
でも、この仕上がりは安っぽさは全く感じさせない。

高価な材料を使った建築より、こういうデザインやアイデアの詰まった建築が面白いですね。
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