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小屋と倉


読書の秋・・・というかここ数日で一気に冬の寒さになってきました。
koyatokura.jpg
筑波大学大学院・安藤邦廣教授と安藤研究室によるこちらの本を読みました。
日本各地にある「小屋と倉」について現地調査に基づく解説・考察がされています。

先月の宅建の研修旅行で訪れた飛騨・高山地方の倉も載っていました。
事前に読んでおけばまた違った角度で見学できたことがちょっと悔しいですね。

みなさんは古民家や倉にどういうイメージをもっていますか
「古いなぁ」とか「風情があるなぁ」という感じでしょうか。
私もこの本を読む前はそんな受け止め方が殆どでした(笑)

よく考えれば当たり前なのですが、小屋や倉にはその役割と意味があります。
ただ建っているだけではないんですよね。

この本の中ではその役割・意味を「干す・仕舞う・守る」という3つに分けて解説されています。
簡単に説明すると
干す・・・籾・たばこの葉・野菜・魚などを文字通り干す
仕舞う・・・衣類や作業道具、味噌・塩や保存食などを仕舞う
守る・・・台風や洪水などの自然災害、火災による延焼から守る

なるほど、昔の人々が生きていくうえで必要な場所を合理的に
作り上げてきたものが小屋と倉なのだなと分かりました。
「家を失っても倉を守れば生きていける」と言われていたそうです。

現代のように簡単に食料・衣類が手に入り
冷蔵庫やクローゼットなどに保存・収納ができなかった時代。

目まぐるしい近代化の中、地方の一部地域を除き「小屋と倉」は失われました。
数百年或いは数千年という年月を経て進歩・確立されてきた建築技術は
戦後60数年という浅い歴史の近代建築へと変わっています。

いずれはこの今ある近代建築も失われていくのかもしれませんね。
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