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風をよむ(3)

久しぶりの日記更新です。
写真と違って図などを用意するのは時間がかかりますね。

さて、一回目二回目で埼玉県の卓越風を調べました。
卓越風を調べることは自然の風を取り入れる計画の最初のステップになります。

敷地の廻りに何も建築物などの障害物が無い場合は、卓越風の風向きを素直に評価できます。
しかし、実際に家を建てる敷地の条件は様々です。
住宅街などで卓越風の方向に障害物があれば自然の風を見込めないこともあります。

そこで、風の性質を少し理解するともう一つ上のステップへと進めます。

まずは、風に対して建物の配置を考えてみます。
風を正面で受ける場合と45度で受ける場合はおおよそ下のようになります。wind1
数字は吹いてくる風を1とした場合の割合です。
赤色の矢印は風が入る方向の力、青色の矢印は風が出ていく方向の力になります。
実際の建物配置と卓越風の角度を検討することで、窓をどの位置に設けるかの参考になります。
また、この風圧分布図は周辺の建築物の密集度が低いほど、図の数値に近くなります。

ここで、一点注意があります。
風を積極的に取り入れる季節は夏場になりますが、入ってくる空気の熱に注意が必要です。
炎天下の風をむやみに取り入れても、かえって熱風を浴びるようになり、爽快感どころか不快感を感じることもあります。
卓越風を取り入れる風上側の外構計画がとても重要なのです。

悪い例としては、タイルを貼ったテラスやコンクリート、アスファルトなどがあります。
これらは夏の強い日差しで表面温度は40度を超えますので、自然と入ってくる空気も熱風になります。

空気の温度を下げる方法は、芝を張ったり、池や水田があったり、日陰を作れる樹木などを取り入れる計画が効果的です。
そして、最も簡単な方法は簾やよしずを窓に設置することです。
今年は節電をしている方が多いので、その効果を実感しているのではないでしょうか。
当然、外構計画と併用すればより効果的です。

卓越風による通風経路の計画とその風上側の外構計画。
自然風を取り入れる上での大切なポイントです
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