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城づくり

めずらしく立て続けに本を読んでいます(笑)

今回読んだのはコチラ
『城のつくり方図典』/三浦正幸
415K.jpg
タイトル通り、城のつくり方が事細かに解説されています。
ノリで読み始めたので、この手の本はすぐに飽きて読まなくなるだろうなぁ、と思っていました。
が、しかし
予想に反して(著者様に失礼ですが)すごく面白い本でした。

この本は「現在このようになっているが、実はこれは誤りである」という内容が多々あります。
と驚かされます。
例えば、夏に見学してきた長野県の松本城では「石落し」という出窓状に張り出した部分からその名の通り城壁を登ってくる敵兵に石を落とすための仕掛け、とお城の説明プレートに書いてありました。
でも、この「石落し」は実は鉄砲で上から敵兵を撃ち落す為のものらしいのです。
激しい城攻めを受けている最中、真下にしか落ちない石や糞尿を落とすより鉄砲で狙う方が確実である、ということ。
あぁ~、そういわれてみれば確かにそうかも知れない

他にも現在再現されている城郭は正しくない、とか色々と解説されています。
そして、私が最も衝撃を受けたことは・・・
3~5階建てにもなる天守閣には通し柱が使われていないことです。
通し柱というのは一般住宅でいうと1階から2階までのびる一本の柱のことです。
一般木造住宅の常識では建物4隅の柱は通し柱にすることです。
建築基準法でも決められています。(例外規定もあります)
しかし、城郭建築では梁(横方向にかかる木材)を通す方を優先しているのです。
著者の言葉では城郭で通し柱を使用したものは欠陥城だ、と言われるほど。

お城と一般住宅を比較しても仕方ないのかもしれませんが、
2階建てで軽量の屋根・壁の住宅に対して、土壁や粘土瓦の重い5階建ての城には通し柱が無い。
う~ん、色々と考えさせられるいい本でした。
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